WordPressサイトに欠かせないお問い合わせフォームを簡単に作成できる定番プラグイン「Contact Form 7」が、2025年最新版で大幅にアップデートされました。本記事では、新機能の詳細と導入手順を丁寧に解説し、初心者でも迷わず設定できるステップバイステップガイドをお届けします。
新機能概要
2025年最新版で注目の新機能は以下の通りです。
- フォームテンプレートの追加:業種別に最適化されたテンプレートが追加され、ドラッグ&ドロップで簡単にフォームを構築可能。
- スパム対策の強化:reCAPTCHA v3対応やカスタムブラックリスト機能が実装され、不正アクセスやスパム送信をより確実に防止。
- 多言語対応の拡張:WPMLやPolylangとの互換性が向上し、サイト訪問者の言語選択に応じた自動切り替えが可能。
- 入力データの保存機能:フォーム送信データをDBに一時保存し、管理画面からCSVエクスポートできる機能を追加。
導入前の準備
以下の環境を確認しておきましょう。
- WordPress最新バージョン(6.5以上)
- PHP 7.4以上
- バックアッププラグイン(例:UpdraftPlus)の導入
プラグインのインストール方法
- 管理画面の「プラグイン > 新規追加」をクリック。
- 検索ボックスに「Contact Form 7」と入力し、表示されたプラグインを「今すぐインストール」。
- インストール後、「有効化」をクリックしてプラグインを有効化。
フォームの基本設定
有効化後、管理画面の「お問い合わせ > コンタクトフォーム」を開きます。デフォルトで作成されるフォームを編集するか、「新規追加」ボタンで新しいフォームを作成。
- フォームタグ:
[text* your-name]
など、必要な項目を追加。 - メール設定:送信先メールアドレスや件名テンプレートを指定。
- メッセージ設定:送信完了メッセージやエラーメッセージをカスタマイズ。
新機能を活用したカスタマイズ例
フォームテンプレート機能を使い、問い合わせ種別ごとのフォームを簡単に作成できます。例えば、採用応募用フォームには「履歴書アップロード」項目をドラッグ&ドロップで追加し、reCAPTCHA v3を有効化してセキュリティを確保しましょう。
今後の可能性
今後のアップデートでは、AIによる入力補助やチャットボット連携機能の追加が予想されます。これにより、より高度な問い合わせ対応が実現し、業務効率化がさらに進むでしょう。